ちゃっぴーの雑記帳

香川県で細々と演劇したりダンスしたり観劇したり本を読んだり映画を見たり……日々の思いや考えを綴っていきます。

TRY-ANGLE「CON-TRIBE 2019」

2019年9月14日(土)16:00~

カブフェスで観劇したTRY-ANGLEの「CON-TRIBE 2019」の観劇記録。

作・演出:谷合裕一

出演:虎哲、三上綾桂、竹内ひかり、田坂涼、野村春菜

 

  • 「TRY-ANGLE」とは

1999年結成。

2000年旗揚げ公演オリジナルコントライブ「ますらお」以降お芝居(オリジナル作品・既成作品)やコント等様々な表現ジャンルで年1、2回の本公演や県内外のイベントに参加。

 

トライさんを初めて観劇したのはカブフェスだったと記憶しています。

それまで、YouTubeとかで芸人さんのコントを見たりはしていましたが、実際に生で見たことあるのは……吉本新喜劇?その程度でした。

いつかのカブフェスで観劇したトライさんの「寿司屋風」に心を打たれました。

文学のショートショートはあるけれど、コントのショートショートがこんなにも面白いものなのか!

「寿司屋風」って名前も、また、いい!

トライさんはコントしか見たことないですが、虎哲さんのインプロだったり、広島の「劇団Tempa」さんのお芝居に客演されていたのを拝見したりと、何だかんだと皆さんが活躍している姿を拝見していました。 

 

  • 感想

今年もコント、とことんコント。

定番となった「寿司屋風」以外にも良いネタ揃えてお邪魔します。

 

今回はネタが2本と、最後に寿司屋風。

ネタも5分程度で見やすい。

 

一本目は割とど下ネタでびっくりしました。

けれど、それを的確に笑いに変えているので「流石だな」と思います。

下ネタって、生々しすぎたりしたら、笑いに変えるの難しいイメージがありましたので。

 

二本目は正統派な感じがします。

お手本のような3段オチ。

設定から笑わずにはいられない感じです。

3人のボケが、それぞれの演者に合っていて、無理なく違和感なく見れる。

 

三本目は待ちに待った「寿司屋風」

今更ながら、このブログを書きながら「ネタ」だから「寿司屋」か!ってことに気が付きました。

えぇ、遅いです、えぇ。

 

私は「寿司屋風」は大好きです。

タイトルからある程度、察しが付くものとかは答え合わせして面白くなるし。

タイトルでわからないネタは、謎解きと笑いが一緒にできるのでお得です。

ネタを指定されて、直ぐに対応できる瞬発力。

そして、オチたら「スシ喰いねぇ!」がベストなタイミングで流れる。

この音響まで含めて、トライさんのチームワークが垣間見えるので好きです。

 

トライさんはみんなが仲良さそうな感じがして、チームワークもよくて、本当に素敵な団体だと、実は常々思っています。

 

また、来年。

新たな「寿司屋風」に出会えるのを、実は毎年、密かに楽しみにしているのでした。