ちゃっぴーの雑記帳

香川県で細々と演劇したりダンスしたり観劇したり本を読んだり映画を見たり……日々の思いや考えを綴っていきます。

怪談ストリップ

怪談ストリップ

ニュー道後ミュージック

 

 「身毒丸」観劇後は、そのまま怪談ストリップを見ました。

 ストリップを見るのは3年振りなのでとても楽しみでした。

 

  • 「怪談ストリップ」とは

 8月11日~29日で行っている特別企画みたいです。もう何年も続いているそうです。私が行った次の日から、男性ストリッパーも出ているみたいで、そっちも見たかった。あと、舞台裏観劇ツアーみたいなのも行うみたいで、そちらも見たかった。

 



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  • 「ニュー道後ミュージック」とは

 愛媛県松山市道後温泉の西50メートルほどの場所に位置する、四国唯一の老舗ストリップ劇場。1日4回公演です。

 

  • 「怪談ストリップ」の感想は

 

    この日の出演者は「美月春」さんの「葉月凛」さんでした。

    最初の「美月春」さんは落語の死神からスタート。演目としては自分が死神に扮しているような感じだったと思います。小柄で愛嬌のある方でとても身体の使い方が上手です。動きのバリエーションも多くて、流れもスムーズでダンサーとしてのレベルの高さを感じます。キャラクターもあってか死神といより猫みたい。

    次の「葉月凛」さんは人形に取り憑かれるような演目でした。話の流れや演出を自分で考えなくてはいけないのだろうし、大変だろうなと思いました。長身の綺麗な方で、未亡人というか、彼氏を事故で亡くした女性という設定でしたが、それがとても似合います。舞台の奥行だけではなく、高さも使った演出で場所に合わせて色々と考えていることがわかり『凄いなぁ』と単純に思います。

 

    演目終わりには「写真タイム」と「エキシビション」みたいなのがあります。

    写真タイムは女性の方々の積極性が光っていました。こういう場に来た男性は、何だか萎縮してしまいますが、なんだろ、女性のノリと一体感は。反応も素直で、すごく楽しそうにしてる。

    そして、男性でもお年寄りの方は元気!足腰弱ってても、足を運んで一緒に写真を撮っている。以前、来た時もおじいちゃんがいた事を思い出す。あの方もよろよろしながら一緒に写真を撮っていた。

 

    ストリップ劇場、というものはもう殆ど残っていない。その中で全国を巡りながら踊っているダンサー達と、そこに集う人々。時代遅れかもしれないけれど、このような場所があることにより「背徳感を共有しながら交流する場」があり続けてくれるのかもしれない。