「私のふるさと」というか、生まれてこの方、県外で生活した経験はありません。
県外に出る、といっても旅行程度ですし、一番長く県外にいたとしても新婚旅行のハワイが最長です。それくらい、私は香川県でしか生活してません。
そんな私ですが、県外に出たときに感じる香川県のよさもあります。
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「香川県のよさ」とは?
一番感じるのは「うどん屋の数と安さ」ですよね。
一説には「コンビニの数よりもうどん屋の方が数が多い」という噂もあります。
県外の人から下ら「まさか」と思うのでしょうが、香川県で生活していたらあながち「嘘」とも言い切れないです。
香川県の主要道路の国道11号線を走っているだけでも、コンビニの数よりもうどん屋の方が多い気がします。
それに付随して、昔ながらのうどん屋さんとか「こんな所に店あんの?」ってところに普通にありますから。
製麺所がうどん屋もしていたり、ビニールハウスのうどん屋さんや、お寺の中にうどん屋があったりもします。
最近できたお店は清潔感あふれてお洒落な店内です。
また、昔ながらに少し外れた場所で「ここ営業してるの?」って思うようなところもあります。
また、魅力なのは安さです。
500円以内でうどんとてんぷらがつけれますから。お昼の強い味方です。
県外に出張や遊びに行ったら「どこで何を食べようか」ってすごく迷います。そして、入って500円を超えた段階で「高い」という感覚になります。
うどんに憑りつかれた香川県民はうどんの呪縛から逃れられません。
冗談で「うどん何杯分で計算する」と言われますが、これ、あながち間違いでもないような気がします。
そんな香川県民はタンス貯金が全国一位らしいです。
そりゃ、こんだけ抑えられたらそうなるよ……。
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しかし、弊害も……
でも、すべてがいいというわけでもないみたいです。
香川県は過去に「糖尿病ワースト一位」を取ったこともあるそうです。
それは、うどんに使われる出汁、という話もあります。
それを受けて香川県が発明したのが「希少糖」です。
そうなんです。
「うどんを食べない」という選択肢はないのです、我々、香川県民は。
水不足になってもうどんをゆで続ける県民ですから。
本当に憑りつかれて呪われてるのではないかと思いますよね、うどんに。
各県、いろんな良し悪しがあるものだと思います。
そんな表裏一体の部分を全てひっくるめて、私は香川が好きなんだと思います。
もちろん、県外や国外に対する「憧れ」ってあります。
そこで生活したことがありませんので、想像の中で魅力的に感じます。
そのうち、香川県を出ていくこともあるかもしれません。
でも、香川でやれることってまだまだたくさんあるし、たくさんの魅力的な人たちもいますし、やってきてくれますし。
保守的な部分も大きい県ですが、色んな事に取り組んでいる人たちもたくさんいます。
両方の面をうまく融合させて、もっともっと魅力的な県になればいいなと思います。